ティラナ
アルバニアの首都。ティラナ州の州都、ティラナ県の県都で、同国最大の都市。地中海性気候のため、夏は平均20℃以上あり暖かく、降水量は少なく乾燥しているが、それ以外の季節では平均10℃前後で、降水量は100mm〜150mmである。ティラナは、もともとは小さな村に過ぎず、15世紀以降のオスマン帝国による支配下でも当初は重要視されなかった。しかし17世紀前半、オスマン帝国の方針によりティラナを拠点として開発が始まった。20世紀初頭にアルバニアが独立を果たすと、1920年に港湾都市のドゥラスからティラナに遷都された。第二次世界大戦後、エンヴェル・ホッジャ率いる共産主義政権のもとで工業都市として開発が行われる一方で、地方住民の移住が制限されていた。民主化後の1990年以降は、ティラナで職を求める地方出身者が増加し、市街地が拡大している。